社員教育

作業体構成の基本－

現場作業体は現場責任者とクラス別に編成された現場従事者によって構成されます。
現場責任者をプレイングマネジャーと表現し，現場従事者（自社エンジニア）をフィールドワーカーと呼称しています。
プレイングマネジャーは技術的トップエンジニアであると共に，お客様との打合せや作業進行の指揮を行うなど，多面的に活躍します。
フィールドワーカーは個人の技術能力によって適合したワーカーズクラスに登録管理されており，エンジニア（FE）とサポーター（FS）に大別されます。
各現場単位に作業の質とボリューム，難易度などを考慮し，適切な人員配置を行います。

プレイングマネジャー｜Playing-Manager（顧客担当者／現場責任者）

■ Master-Playing-Manager（MPM）

営業管理／作業統括管理

■ Playing-Manager（PM）

顧客担当／現場責任者

フィールドワーカー｜Field-Workers（現場従事者）

■Field-Engineer（FE）

	Workers Class
責任者代行認定Worker	Ｒ
特別技術Worker	Ｓ	Ｓ+	SS
技術Worker	A	A+

■Field-Supporter（FS）

	Workers Class
主力Worker	B	B+
補助Worker	N	N+
Arbeit	N

育成－

プレイングマネジャー

当社は空調設備について，全メ－カ－を網羅した保守技術を社員に習得させ，併せて，お客様に対する折衝能力を身につけることにより，契約と作業の一貫体制を確立しています。
３０名超のプレイングマネジャーが，自分自身が契約を担当した各ビルの作業実行を指揮し、作業実務の最前線に携わっています。日常，目に止まらない場所にある設備機器の完璧な整備と，自らが作業した正確な報告が当社の誇りであり，能力あるプレイングマネジャー育成こそが，当社最大の企業方針です。当社は，プレイングマネジャー(PM)育成を社員教育として位置づけ，入社後より2000日（５年強）を基準として，個人別に実力の進捗過程を追跡し，個別教育を実施しています。

レベル別評価シートを用い，必要能力や該当行動を明確化することにより，方向性を定め，一方で自主性を強く重んじています。新人の即戦力化や促成栽培を目的とすることなく，正確・堅実な育成を目標としています。

フィールドワーカーズ

当社を支える叩き上げのエンジニア

当社の作業技術者（Worker）は自社育成。　フィールド－サポータ－の期間に作業経験を積み重ね，Class昇級認定要件をクリアした人財がフィールド－エンジニアへと昇級します。
技術認定項目は当社の幅広い業務品目に合致させ，50項目を設定しています。
自分の得意分野・得意な技術を中心にフィールド－エンジニアへとSTEP UPします。
未経験から自社で成長したフィールド－エンジニア（FE）が，当社の作業品質を支えています。

総合テクニカルセンター－

2021年7月19日、総合テクニカルセンターが埼玉県川口市にオープンしました。
究極の信頼獲得をスローガンに掲げる河西社長の肝入りプロジェクト。
徹底教育により，究極の安全と品質を創造します。

総合テクニカルセンターの目的

2F研修センター

実技教育の実効性向上に資する設備投資を行い，現場力向上を目的とした新たな教育体系を構築する。マンパワーの増強による施工能力拡大を実現する事により，お客様からの品質面・工期面など多様なニーズに，適切に対応できる体制を整備する。

1F洗浄業務施設（シーズン保管庫含む）

保守対象物品の洗浄実施場所を，保管機能を有する総合施設として集約する事により，重複するコストや無駄を削減し，併せて作業品質及び物品保管の安全性を向上する。

敷地面積：485.42㎡
延床面積：593.38㎡
構造・規模：鉄骨造地上２階

総合テクニカルセンターが実施するレベル別教育

総合テクニカルセンターでは現場力の向上を目指して，自社による新たな教育体系を構築します。
現場力とは技術力を基礎として，安全かつ高品質の作業を実行する上で必要とされるスキル全てを総合した能力です。
丁寧で計画的に実効性のある教育を個人にあわせて実施します。
教育計画の立案と研修実施を並行して展開している段階ですが，教育には社員と会社の未来が託されている事を念頭に，各個人にとって意義ある教育を実現します。

レベル別教育項目

Playing-Manager（PM）｜(顧客担当／現場責任者)

教育目的：個人別認定PMへの計画的な到達

①ビジネスマナー教育研修
➁ビル設備基本構成の総合的理解
③各機器の保守技術実技研修・トレーニング
④未習熟業務の補完研修
⑤現場管理業務の詳細研修・責任者の在り方
⑥顧客担当者としての営業展開手法
⑦法令研修
⑧ハラスメント防止教育
⑨取得必須資格のフォローアップ研修
⑩個人別レベルシートに基づくスキル補完研修